『ものづくりフェアinながす』に参加しました。

10月18日、長洲町で開催された『ものづくりフェア in ながす』にスタッフとして参加いたしました。
昨年度から果実の木の職員が受講させていただいている「木育推進員養成講座」でお世話になっております「熊本大学教育学部 田口浩継 副学部長」はじめ「熊本ものづくり塾」の方々からのご案内でした。
この『ものづくりフェア』に子ども達と一緒に参加させていただき、私には3つの学びがありました。

1)伝える力
私が担当したブースは『桧のチップのランプシェード』。
ゴムボールに、木工用ボンドで桧のチップを貼り付けて、ランプシェードを作るという工程を説明しました。
私が意識したのは、「より少ない言葉数」で「イメージしていただく」こと。果実の木でも今後、新年度に向けた見学者が増えてくるものと思われます。
相手の欲しいであろう情報を、端的に、分かりやすく説明できるように心がけました。
また、実際に相手の立場になってみなければ分からないこともありますので、事前に制作して、説明のイメージトレーニングも入念におこないました。

2)ビジョンと思い
中逸 長洲町町長のお話を拝聴することができました。
長洲町は高齢化率が35%であるのに対して、介護認定率は16%と「元気な高齢者の多い町」だとのこと。さらに、「隣接する町村と散歩道を海沿いに作りたい」との熱い思いも伺いました。
町長のまちづくりは、果実の木での教室づくりに通ずるものがあるように感じました。熱いビジョンを持ち、現場に出向き、仲間や町民と思いを分かち合うこと、4月の教室開設時の思いに立ち返ることができました。

3)感謝
『ものづくりフェア』 という一つの目標に向かって、みんなで役割を分担し、お互いを認め合う。 お互いのことを労い、感謝することの大切さを再認識できました。


果実の木 ICTラボ津久礼
家入 修