４つの基本活動

5つの領域集約

療育支援活動の5領域

• 【言語・コミュニケーション】

  1. コミュニケーション手段の活用

     必要に応じて文字や絵カードなどのコミュニケーション手段を活用し、意思疎通・伝達を行います。これにより、子どもたちが自分の思いや考えを効果的に表現できる環境を提供します。

  2. 朝の会・帰りの会

     日々の朝の会・帰りの会では、自分の気持ちを表現し、他者の意見を受け入れる機会を設け、相互理解とコミュニケーション能力の向上を図ります。

  3. 絵本や動画の活用

     絵本や動画を通じて言語の習得と自発的な発話を促し、意思の伝達が円滑に行えるよう支援します。

  4. ジェスチャーゲーム

     ひらがなカードを使ったジェスチャーゲームにより、言葉の意味理解と同時に、想像力と発想力を育むことで言語力と表現力を豊かにします。

  5. ありがとう大作戦（石鹸作り）

     感謝の気持ちを伝えるための石鹸作りを通じて、言葉にしづらい感謝の気持ちを表現し、協調性やコミュニケーション能力を育みます。

• 【認知・行動】

  1. 音楽活動

     音楽活動を通じてリズム感や表現力、集中力、判断力、そして集団でのコミュニケーション力を楽しみながら伸ばします。

  2. 宝さがし

     日常環境での違いを発見し、友達と協力しながら問題を解決することで、発想力・想像力・集中力を養います。

  3. ピクトグラム探し

     地域探索を通じてピクトグラムを探し、その意味を理解することで、視覚的な情報伝達能力を高めます。

  4. アイロンビーズ

     指先を使ったアイロンビーズ活動により、集中力や創造力を楽しみながら育てます。

  5. タイムテーブルの確認

     始まりの会などを通じて、1日の流れを把握し、見通しを持った生活をサポートします。

• 【健康・生活】

  1. クッキング活動

     食材や調理器具の扱い方を学び、日常生活スキルの向上に繋げます。食に対する関心を高めながら自立心を育て、調理の楽しさと食の大切さを学びます。

  2. 心身の把握と健康の増進

     定期的な体調チェックを通じて、健康への意識を高め、生活リズムを整える支援を行います。

  3. 基本的生活スキルの獲得

     クッキングや日々の活動を通じて、将来に必要な生活能力の獲得と向上を目指します。

  4. 構造化を用いた生活環境の整備

     視覚的にわかりやすい掲示物などを用いて、見通しを持った行動を促し、安心して生活できる環境を整えます。

  5. おやつクッキング

     健康的な生活習慣を築くための食育活動を通じて、基本的な生活スキルの向上と充実した生活リズムの構築を支援します。

• 【運動・感覚】

  1. スポーツ

     スポーツを通じて体の動かし方やバランス感覚を養い、考える力も高めます。また仲間とコミュニケーションを取りながら協力し合うミニゲームを取り入れています。

  2. リズムダンス

     音楽に合わせたリズムダンスで体幹バランスを養い、感覚統合を促進します。バランスボールやトランポリンを使って姿勢保持の基本スキルを習得します。

  3. モルック体験

     見て考えて狙って投げる動作を通じて、体の動かし方を身につける練習を行います。

  4. 指先のトレーニング

     製作活動を通して指先のトレーニングを行い、手先の巧緻性を高めます。

  5. ビジョントレーニング

     視覚的なトレーニングを通じて、見る力や空間認知能力を向上させます。

• 【人間関係・社会性】

  1. ボードゲーム

     ルールに基づいたグループ活動を通して他者との関わりを深め、周囲との安定した関係と社会性を身につけます。

  2. 公園活動

     鬼ごっこやボール遊び、遊具遊びを通じて役割分担やルール理解、他者との関わり方を学びます。

  3. お店屋さんごっこ

     自分たちでお店屋さんとお客さんに分かれ、接客やマナー、お金の計算などを学びながら、社会生活のルールを理解します。

  4. 社会科見学と公共交通機関の利用体験

     地域の施設を訪れ、社会への興味関心を広げ、社会性を養います。

  5. ごっこ遊び

     ごっこ遊びを通じて役割分担や他者との協力を学び、社会性とコミュニケーション能力を高めます。