~須屋教室~ 夏休み🌻

❄️ 夏休み特別企画① ドライアイス実験

今年の夏休み、新須屋教室と他3教室の合同で、理科スペシャリスト・市原先生をお招きし「ドライアイス実験」を行いました。
普段、宅配やイベントなどで目にすることのあるドライアイスですが、実際に触ると非常に冷たく危険なため、子どもたちにとっては「知っているけどちょっと怖い存在」でした。今回は、理科の専門知識を持つ先生が安全に体験できるよう準備をしてくださり、授業形式で安心して学ぶことができました。

実験では、まず「ドライアイスとは何か?」という基本的な知識からスタート。二酸化炭素が凍ったものであること、氷とは違って液体にならず気体になることなどを、スクリーンや道具を使って分かりやすく解説してくださいました。子どもたちは「そうなんだ!」「氷と違うんだ!」と目を輝かせながら聞き入っていました。

その後は、実際の現象を体験!コップの中にドライアイスを入れるとブクブクと泡が出たり、真っ白な煙のような気体が広がったりする様子に「わあー!」と歓声が響き渡りました。まるで魔法のような現象に夢中になり、「どうして泡が出るの?」「なんでこんなに冷たいの?」と次々と疑問の声が飛び交いました。

さらに、ドライアイスを使った“ひんやりスイーツ”作りにも挑戦。科学と食がつながる体験に、子どもたちは驚きとワクワクが止まらない様子でした。
90分間という時間があっという間に感じられるほど集中し、まるで小さな研究者のように探究心を深める姿が見られました。今回の体験を通じて、子どもたちは科学の面白さを肌で感じ、日常の中にも学びの視点を持つ大切さを実感できたようです。

 


🎣 夏休み特別企画② 魚釣り体験 in 蛍ヶ池

続いては、菊池市にある「蛍ヶ池自然釣り堀センター」での魚釣り体験です。
この日は初めて釣りに挑戦する子も多く、出発前には現地でのルールや挨拶の練習、安全面やマナーについて丁寧に確認しました。こうした準備を通じて「自然とふれあうときには安全とマナーが大事」という意識を高めてから活動に臨むことができました。

現地に到着すると、経験のある子どもたちが率先して竿の準備を進め、「こうやって持つといいよ」「針はこうやって外すんだよ」と自然に友達へ教える姿が見られました。針が外れず困っている友達に優しく声をかけたり、竿を持つ手をサポートしたりと、協力し合う場面がたくさんあり、教室の垣根を越えて温かい雰囲気が広がっていました。

釣れた魚はその場で塩焼きにしていただきました。炭火で焼き上がった魚を前に、「これが生きていた命なんだね」とつぶやく子や、「魚も頑張って生きてきたんだよね」と感想を語る子もいました。その言葉からは、ただ楽しいだけでなく、「命をいただく」という大切な学びを子どもたちなりに受け止めていることが感じられました。

普段、当たり前のように口にしている食事も、多くの命の犠牲と自然の恵みに支えられていることを改めて実感し、「食べることへの感謝」が自然に芽生えたようです。魚釣りという楽しい活動の中に、命を尊び、自然と人のつながりを考える大切な学びが詰まった一日となりました。


🌟 5領域ごとのまとめ 🌟

🧡 健康・生活

科学や自然に触れる活動を通じて、安全意識や生活習慣を見直す機会になりました。食を通じて「命への感謝」を感じ、日常生活への姿勢にもつながりました。

💪 運動・感覚

釣り竿やドライアイスを扱う体験で手指の感覚を養い、観察や触感を通じて五感をフルに使った経験ができました。

🧠 認知・行動

「なぜ?どうして?」と疑問を持ち考える探究心が芽生えました。ルールを確認して行動する姿勢や、計画的に活動を進める力も育まれました。

🗣 言語・コミュニケーション

先生の解説を理解して質問する力や、友達に声をかけてサポートする姿勢を通じて、言葉による伝え合いが豊かになりました。

🤝 人間関係・社会性

教室合同での活動や友達同士の助け合いを通じて、仲間との協力や思いやりが深まりました。社会性や集団での協調性を実感できる体験となりました。