令和5年度 第4回 自立発達支援スキルアップ研修

 

令和5年度 第4回 自立発達支援スキルアップ研修【現状打破応援隊長(ものまねアスリート芸人)Ⅿ高史先生】

11月20日から21日まで、熊本総合運動公園いこいの広場で、令和5年度 第4回 自立発達支援スキルアップ研修が行われました。参加者は、全果実の木グループの教室の先生たちで、2日間にわたって研修参加しました。

今回のスキルアップ職員研修では、NPO法人アトリエ言の葉理事長とものまねアスリート芸人で現状打破応援隊長であるⅯ高史先生を講師にお迎えし、子どもたちがスポーツ、リズムダンス、手遊びなどを通して、安全かつ安心して楽しく果実の木で過ごすために必要な配慮や必要なスキルアップについて学びました。

最初はジャパササイズから始まり、心と体のウォーミングアップが行われました。日本の文化や風土をモチーフにしたさまざまな動きを取り入れ、リズムよく体を動かすことで、楽しく全身運動ができ、笑顔がこぼれるエクササイズが披露されました。また講演では、ジャパササイズやⅯ高史先生がものまねアスリート芸人として福祉や陸上を通じて活躍されてきた原点や経緯について語られ、私自身もなぜ福祉サービス(放課後等デイサービス)で働こうと思ったのかを振り返る機会となりました。Ⅿ高史先生が強調されている利用者様の話を通じて、弱みや課題、困りごとに焦点を当てるのではなく、その方の強みや好きなことに注目することで、その方が充実した生活を送っていく姿勢に触れることができました。私たち自身も果実の木を通して、利用者様が自分らしく過ごし、自立に向けてサポートする方法について示唆を得ることができました。

また今回の研修ではリトミック研修も実施され、Ⅿ高史先生と果実の木の2人の先生による素敵なコラボが実現しました。

【アクティブ楠教室 熊谷先生】

演奏者として、クライエントさんの情動に合ったピアノの弾き方や速度の設定、調の選び方を学びました。今後はどんな音・どんな関わり方を提供していくかを考えながら演奏し、音楽が子どもたちの「表現の場」になるよう活動していきたいです。

【新須屋教室 池邊先生】

簡単な演奏を用いて、子どもたちと音楽でコミュニケーションを取る方法を学ばせて頂きました。今後の支援に生かしていきます。

最後に、「感性を磨く」というテーマについてお話がありました。私たちは言葉に表れた気持ちや言葉にならない感情を理解し、子どもたちの自立発達に関わる責任を持ちながら、今後も自分を向上させることを忘れずにサポートしていく覚悟です。

末筆ではありますが、今回の研修でお忙しい中で、非常に貴重なお話をいただきましたことに対し、この場をお借りして心から感謝申し上げます。誠にありがとうございました。

引き続き、利用者様を中心に寄り添いながら支援を進めてまいります。